…and so on それでも日常は続く 2024年①

エアコンのリモコンが壊れたようなのネットで探す。全く同じモノや本体の型番入力でヒットした正規代替品は高い(3500円以上)ので、えんえん約90分探すが、確実に使えそうなのは見つからず、探し飽きて一番安い製品(約900円)をポチってしまう。こういう心理と行動は行動経済学で説明できるのだろうか? 僕自身のネットショッピングにおける行動としてはかなり再現性が高いのだが。
※2024.03.27水
ドジャース開幕戦、野球観戦歴約50年で初めて見る事象がふたつあった。
○盗塁を刺そうとした捕手の手が審判に当たる(ノーカウントで走者は一塁に戻される)
○ファーストミットに収まった打球がひもが破けて外野へ抜ける(記録はタイムリーエラー)
※2024.03.20水
U-NEXT「渡る世間は鬼ばかり」第4シーズン。
○赤木春恵と長山藍子の声と話し方、平場なら結構好きだと判ってきたが、なにしろ過剰に感情的な演技(コントの演技)が多いので、その度に平場の好印象がふっとんでしまう。
○今シリーズで比重がぐんと増してきたえなりかずきが今後準主役になっていく予感が炸裂するシーンは第25回の20分頃、えなりがこぼした涙に泉ピン子が思わずもらい泣きをしているようにも見えるが、実際は全て計算された演出なのかもしれない。
※2024.03.20水
ラジオの生放送のパーソナリティーなら、たとえ個人的に興味が薄れていて真剣には見ていなくても、野球・サッカー・相撲・テニス・ゴルフ・映画・ドラマ・本・マンガ・ゲーム・時事問題に関して、多少の知ったかぶりができる程度はチェックするのは仕事のうちなのでは、と吉田照美に進言したい。伊東四朗の方が断然好奇心旺盛に思える。#親父・熱愛 #敬称略
※2024.03.16土
U-NEXT「渡る世間は鬼ばかり」第4シーズン。
野村昭子の強烈な新キャラにだんだん慣れてきたが、山岡久乃ロスの方が大きい。変わった声フェチの僕は、山岡久乃の声が相当に好きだった事に気付かされた。野村昭子の声と話し方は圧が強すぎてどちらかと言えば苦手。現状のキャラで声が好きなのは、えなりかずき(声がわりしてモノマネで馴染みがある声になった)、野村真美、吉村涼あたりだが、いずれも山岡久乃には及ばない。
※2024.03.16土
本当に知らなかったようなリアクションのように聞こえたが、時事漫談をやっていて、アメリカの映画人のストライキのニュースを全く知らなかったなんてありえるだろうか? (「ナイツ ザ・ラジオショー」24年3月14日放送分)
西河克己「ザ・スパイダースのバリ島珍道中」88分 U-NEXT 1968年公開
初見。悪玊側の作戦(スパイダーズの楽器の箱に隠す必然性、メンバーを殺す必然性)は最初から最後までよく判らなかった。
映画館の大きなワイドスクリーンで鑑賞すれば、スパイダーズの音楽、現地の風景や祭り、水着の美女、意味もなく美しい海辺で演奏、など、一夕のエンタメとしてはそれなりに楽しめそう。
井上順の声は夜ヒットの頃とほとんど変わらないが、堺正章の声はその後に比べてかなり高い。
※2024.03.13水
西河克己「俺の故郷は大西部」62分 Amazon 1960年公開
初見。噂通りの珍作・怪作。
「西河克己映画修業」P212「あの頃はアメリカ空軍が飛行機を出してくれた…アメリカの空軍機が富士山の所を飛ぶ…そこで初めてタイトルが出る」というショットはこのAmazon配信版にはない。父親から貰った拳銃をくるくる廻してストップモーションでタイトル、次のショット(タイトルロール)の飛行機はどう見ても模型のパンアメリカン。
※2024.03.09土
ベニスに死す(1971=ルキノ・ヴィスコンティ)130分 U-NEXT
初見。芸術家(指揮者)の苦悩と老いへの恐怖。
美少年にむけた眼差しには当然性的なものも含まれるのだろう、と思って見ていたが、その方向には展開しない。回想パートに美しい妻や、多分早死した子供の棺が登場する。単に若さに対する憧れや嫉妬だったという事なのだろうか。美少年と同年代の少年の戯れ(ラストの海岸のプロレスごっこなど)に対する眼差しを見れば、やはりそういう要素もあったのでは、と思えてくるのだが。
小さな画面で自宅で見るには不向きな作品。ラスト間際、少年が佇む美しい海のショットは映画館の大きな画面で見たかった。
※2024.03.06水
今日のラジオから。
○他の3人の出演者が誰も知らなかった「パーゴラ」という言葉は僕も初めて聞いた(「大竹まこと ゴールデンラジオ」)。
○いまはちょうどSTAR WARSの新作は何もやってない、と言うナイツ土屋は、アニメ作品は数に入れてないのかな?(「ナイツ ザ・ラジオショー」)。
※2024.03.05火
U-NEXT「渡る世間は鬼ばかり」第3シーズン#20#21、岡倉夫婦の旅行の誘いをみんなが断る話。
みんなで冷静に話し合って妥協して大阪方面に旅程を組んで藤田朋子の家族は1日だけ別行動すれば丸く収まるが、そういう妥協をするとドラマ(衝突)が弱まるので、そのアイディアはもちろん俎上に登らせない。
このドラマにおいては、普通の家族に起こる可能性があるよくある話(小さなトラブル)を決して妥協させず、話を引っ張る人の感情を可能な限り暴走させて最大限大きなトラブルに持って行くやり方が徹底されている。よくできたコント。コントによってロールが交代するのも面白い。
①自分の感情を爆発させる人(トラブルを最大化させる中心的役割)
②無邪気で鈍感な人(トラブルの火種となる人物)
③物わかりの良い人(視聴者が共感できる人物)
①と②の対立でドラブルが生じて③が整理するのが基本パターン(もっと複雑なコントもある)
今回のお盆の旅行の話は①藤岡琢也②藤田朋子③山岡久乃
多くのコントで①は女性キャラが担っていて、男性キャラが担うのは珍しい
※2024.03.04月
STAR WARS The Bad Batch シーズン3(ファイナル・シーズン)Disney+
1〜3話本日配信開始。少女オメガが帝国の施設から脱出する話。
STAR WARSの世界観は楽しめるが、正直、ジェダイとライトセーバーが登場しないと物足りない。
2話に登場する人を襲う蔓はEP6でランドがやられそうになったのに似ている。
3話に皇帝が普通にシャトルで出張って来て赤いガードをひきつれて登場。いよいよEP4に皇帝が登場しないのが不自然に思えてしまう(予算の都合?)。
皇帝が推し進めているネクロマンサー計画、目的はM値の複製らしいが(M値=ミディクロリアン関連?)、これがEP9の〈生きていた皇帝〉に繋がるのかもしれない。
はぐれクローン部隊はいよいよ脇役で、少女オメガがマクガフィンで進行するようだ。オメガが重要人物なら最初からもっとしっかり監禁しておけばいいのに、という野暮なツッコミはSTAR WARSには言ってはいけない。帝国の管理体制が万全なら話が全然進まない。
全15話、Netflixとは異なり、毎週水曜に小出し配信。
※2024.02.21水
宍戸錠「シシド 小説・日活撮影所 完結編」2012年 新潮社
特に後半は具体的なエピソードが減って失速気味。
公開された作品名をただ並べている頁の多さに辟易。
次第に映画産業が減速して行く60年代に錠や他のスター俳優が何を考えていたか(どういう会話があったのか)具体的なエピソードに期待したが、それは殆どなかった。
※2024.02.18日
大島渚「愛と希望の街」1959年公開  U-NEXT  
大島渚第1回監督作品。初見。
最初の作品は別にNouvelle Vagueではないなあと思って見ていたが、ラストの方でカメラが傾き、鳩をライフルで撃ってなんの余韻もなく終わるラストは、少なくとも松竹大船の人情モノとは異質な何か。川崎駅周辺、鶴見の工場地帯と思われるロケ多数。
※2024.02.11日
宍戸錠「シシド 小説・日活撮影所」2001年 新潮社
独特で自在な文体で一気に読ませる。
シシドと俺(レオ)が併存する小説世界で逆さ言葉が飛び交う。
若かりし頃の石原裕次郎、小林旭、二谷英明、高橋英樹のエピソードは興味深い。
アカシ・ジュンコ(明石淳子?)の生々しい性的描写や、宍戸錠本人がその場にいない場面(日活幹部の会話など)はどこまで事実に基づいているのだろう?
日本映画最盛期のプログラムピクチャーの制作本数(日活1社で毎週新作2本立て=年間約100本)は唖然とするしかない。50年代60年代の日本映画はU-NEXTで多数配信されているが、当時制作された数からすれば、ほんの一部と言う事だ。
※2024.02.09金
大相撲1月場所13日目。
霧島vs豊昇龍、興行として充分な内容だが、超うがった見方をすれば、モンゴル序列が発動した可能性はゼロではなさそう。スローで見るとそんなに強く蹴ってないようにも見える。
照ノ富士vs琴ノ若は琴ノ若完敗で11勝2敗が3人になった。
復活を目指す若隆景は幕下優勝で来場所関取復帰濃厚。
※2024.01.26金
ゾルゲ市蔵「8bit年代記」
柳沢きみお作品ばかり読み続けて少々飽きたので、kindle unlimitedのおすすめから適当に選んで読み始めたが、以下2点が気になって第3回の最初の頁で離脱。
①第2回の最後の方に<YMOは「ライディーン」でこの年(1980年?)のレコード大賞を獲った>というくだりがあるが、これは何なんだろう? 現実に即したマンガだと思って読んでいたのだが、実はそうではなく、作者の妄想が混じった世界なのだろうか?
※1980年の第22回日本レコード大賞でYMOのアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(RYDEENを収録)はベスト・アルバム賞を受賞(レコード大賞は八代亜紀「雨の慕情」)
②白い枠で囲まれていない説明文(白囲み)がiPadの縦表示(大きめ)でも非常に読みにくい。
この年齢になると、マンガは、読みやすいかどうかがまずは重要。エンタメは無数にあり、時間は有限なのだから、内容に疑問があり、ルックにストレスを感じる作品を読み続ける事はしない。
小林信彦「人生、何でもあるものさ」文春文庫
週刊文春に連載していたコラムを2011年分から読み返している。13年前の2011年。体感としては昨日の事のように覚えている。昨日の記憶と3.11の地震の記憶の質は殆ど変わりがない。
2000年以降の記憶は殆ど全て同質。90年代の記憶はさすがに「昨日」ではなく「先週」くらいの感覚。それ以前(25歳以前)の記憶は最近(2000年以降)とは全く異質で、別の分類方法で整理されているような感覚がある。
自分主体で振り返る記憶は昨日の事のように覚えていても、小林信彦の文章による2011年の出来事は、ちゃんと13年前の事のように感じられる。他人の感覚で語られた事象は、自分という枠組みを飛び出して、きちんとした時間感覚で再整理される、という事なのだろうか。
3.11に自分が体験した事は「昨日の出来事」のように感じられるが、それについて語っている小林信彦の文章をいま読むと「13年前の出来事」について書いてある文章とちゃんと認識できるような感覚、と文章に書いてみても、いまいちしっくりこない。うまく言葉で説明できない。
小林信彦のコラムは単行本・文庫本を発売直後に読んでいるので、少なくとも今回が3回目だが、内容が多岐にわたっているせいもあって、大半は忘れていて、読み返す度に再発見がある。
柳沢きみお「男の自画像」第3巻 kindle
投手としてカムバックを目指す男が居酒屋でアルバイトをして普通に包丁で野菜を切る。右利きの投手が右手で包丁を握るなら指先を傷付ける危険は殆どない、という事なのだろうか。「商売道具である手や腕の怪我防止の為に、包丁類は一切使わず、利き腕では荷物を持たない」という投手の記事を随分以前に読んだ記憶があるが誰の記事だったか思い出せない。工藤公康だったかな。

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