日々是雑感 2025/07/18金

■自分が好き(1999?=柳沢きみお)Kindle ※全48話 ※大全集22
★セックスしない事を約束して結婚した芸能人夫婦。妻がセックスしない(したくない)理由は後付けで説明されるが、31歳の夫の心理がよく判らない。結婚を決めた時にどういう話し合いをしたのか(性欲をどう処理するつもりだったのか)は描かれていないので、延々と繰り返される「目の前にいる妻とセックスしたいけど(約束があるから)できない」と思い悩む展開にノレない(できない約束をしたお前が悪いとしか言いようがない)。
★夫が一切セックスしないのは最初の方だけで結局何人もの女性とする。妻は中年男性と最終的に結ばれてセックス恐怖症(?)を克服。
★「本当に好きな相手とはセックスできない」という話を描きたかったのかもしれないが消化不良。ふたりの最終的な着地(離婚orセックスするor予想外の何か)は描かれず、例によって唐突に終わる。
★紙の本の一番の魅力は、いまどのあたりを読んでいるか、無意識レベルで手と指で常に感じる事ができること。タブレットで読む場合は、いまの頁/総ページ数を表示させておけば〈情報〉として認識はできるが、その部分に視線を送る必要はあり、読みながら無意識レベルで手と指で常に感じる事はできない。
★マンガは数年前から完全にダブレットに移行。タブレットの方が単行本より大きく表示できて基本的にタブレットで問題ない。いまどのあたりを読んでいるか問題は、単行本単位で提供されている作品ならその都度頁を確認しなくてもだいたい判るが、上記の「自分が好き」のように単行本としての区切りが示されていない作品は読んでいてなんだか落ち着かない。
■大相撲7月場所6日目
★藤ノ川は今日のような相撲が常に取れればいきなり幕内上位もあり得そう。いま一番期待の小兵力士。鷲羽山を彷彿させる取り口。
★尊富士vs佐田の海、攻防あって充分だが佐田の海目線で見るとちょっと怪しい。攻防ともに全力を出し切ってはおらず、最後は自分から下がって自分から飛び出ているようにも見える。尊富士は優勝がかかった一番(押し相撲の豪ノ山が自ら組みに行く不自然な取り口)を含めて怪しい相撲が多い印象。
★僕は段取りや暗黙の了解を否定しない。所詮興行なのだから、極論、つまらないガチより面白い段取りの方が良いが、やるのなら全力を出し切っているように見えるようにやって欲しい。
★座りすぎで腰が痛いので30分程近所散歩。恵比寿西の飲み屋はどこも結構客が入っていた。

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