after half(50を過ぎて…)③


○大市民日記/U23
夕食後に22:00過ぎにベッドに入ってiPadで「大市民日記」読んで約2時間仮眠。もう少し眠れると良いのだが、眠れそうにないので1:30過ぎにベッドを出る。

顔を洗って少し読書をして再び「大市民日記」。最終第6巻分を読み終えて「大市民 最終章」も一気に読んでしまう(「柳沢きみお大全集15」収録)。

2月半ばに読み始めた柳沢きみお「大市民シリーズ」、wikiによれば、残すは「終活人生論 大市民晩歌」(「サンデー毎日」2016年10月30日号〜2018年10月7日号連載、全2巻)だけのようだが、これはkindle unlimitedでは読めないようだ。

上記の文章を打っている間に試合が終わってイラク1-0(得点はPK)でベトナムに勝利、U23準決勝の相手は宿敵イラクになった。

amazonのコメント欄によると「終活人生論 大市民晩歌」には、あの佐竹さんが登場するようだ。ここまでunlimitedで読んできて最後だけ購入するのは癪な気もするので悩む所。

kindleは閲覧権を販売しているだけなのでいきなり削除されて読めなく可能性が常にある、という書き込みをつい最近読んだ。〈購入〉してもそういう事もあると思うとできればサブスクで読みたい。せっかく何百冊(ひょっとしたら1000冊以上?)の漫画単行本を全部断捨離したので、いまさら紙の本も買いたくない。大きめのサイズのiPad縦表示(大きな文字)で読むのにもすっかり慣れた。


○日刊スポーツとデジタルの未来
本日の日刊スポーツ。
セパとも3割バッターは4人。防御率1点台以下はセ8人パ7人。今年も投高打低。
ホワイトソックス3勝22敗 .120、20試合以上経過でここまでの勝率は見た記憶がない。「打率かよ!」とさえ言えない。

何度も辞めようと思いながら、いまも紙の新聞(日刊スポーツ)を読み続けている。あまりにも長く続けているので読まないと落ち着かない。テレビ欄の頁やプロ野球の放送予定の頁を抜き取って、サブデスクに置いておけば、ネットよりも素早く確認できる。雑誌は一切買わなくなったので日刊スポーツは80年代から購読を続けている唯一の媒体という事になる。

スマートグラスが普及して、脳波で検索できるようになって、(今日のテレビ欄)と思うだけで一瞬で
スマートグラスの画面にテレビ欄が表示されて、ズームも思う自在になったら、さすがに紙の新聞をやめると思うが、なかなか技術の進歩が僕の期待に追いついてくれない。

音楽再生しかできなかったipodが数年後にiphoneになってiPadも登場した00年代後半、このペースで進化すれば、あと10年もすればスマートグラス的なデバイス、もしくはスマートレンズ的なデバイス(眼球に埋め込む)、ひょっとしたら現時点では想像もできないデバイスが登場して「ニューロマンサー」や「攻殻機動隊」の世界が実現するのでは、と期待していた。現実は、約15年経ったいまも、スマートグラス的なデバイスもあるにはあるが、いまだにスマホとタブレットが主流。指で操作するのは飽きたが、誤動作頻発の音声操作は信頼できない。

柳沢きみおはデジタルなモノは一切必要ない、と「大市民」シリーズで言い続けていたが、スマホがないと注文もできない飲食店が増えたいまはどう思っているのだろう。僕は、便利になるなら、デジタル大歓迎だが、期待する程は進化してくれていない。ラジカセならボタンを押すというワンアクションでテープやラジオの音を出す事ができたが、スマホの場合は、電源ON、スリープ解除、アプリ立ち上げ、radikoでラジオの場合はその先も数回の操作が必要。とにかく何か音を出すだけならアナログのラジカセの方が楽だった。「大市民」シリーズでも書かれていたが、続きを見るならアナログビデオの方が楽。デジタルは〈本当にとんでもない領域〉までとっと進化して欲しい。早く進化してくれないと僕の人生が終わってしまう。



○Jリーグとプロ野球
昼過ぎには起きるつもりが寝坊して後半の後半から合流。
ホームで3-0から追いつかれてドロー、3点目はアディショナルタイム(札幌3-3湘南)。
ハイライトを見ると5〜6点取られてもおかしくなかった。
リードしている状況の最終局面で数的同数で失点。
一言、守備の文化がない。

今季初先発の横川、5回3安打2四球0失点で勝利(G2-1横)。
井上、田中千、直江、横川はここ数年期待している若手投手。
1回〜4回は毎回ランナーも牽制死以外のアウトは全てゴロアウト。
ヒーローインタビュー「ひととおり全部(の球種が)良かったです」。

今日も2-1という「サッカーか!」と言いたくなる渋いスコア。
まあ、どんなスコアでも勝つに越した事はないが、
野球で一番見応えがあるスコアは6-3だと思う。
最終回に2人走者を出して相手チームに夢を見させた上で6-3で勝てば興行として成功。

7回裏吉川の守備、打者走者はアウトにできるタイミングに見えたが一切1塁を見ない。
もし打者走者が生還する展開になっていたら疑問が残るプレイ。

いまのジャイアンツの状況はV9戦士(堀内、王、柴田、高田etc.)が次第に衰えてきて、
生え抜きの若手(新浦、小林、西本、松本、中畑、篠塚etc.)が伸びてきた70年代後半(僕が野球を観始めた頃)に似ている。


○配信で映画
坪島孝「クレージー作戦 くたばれ!無責任」1963年公開(92分/U-NEXT)
作業をしながら野球と同時に見る。こんな見方は邪道だが、今夜突然死ぬ可能性はゼロではないので、見ずに死ぬよりはマシという理屈で。

植木等演じる気弱な主人公がハッスルコーラを飲んで人格が変わる時にモノクロがカラーになってタイトル。同僚の女子社員と一緒にプールに行っておしっこをすると効果が切れてモノクロに戻り、
女子社員にちょっかいを出していた男に殴られると再びカラーになってその後は(多分)ずっとカラー。普通に冒頭からカラーで良かったと思う。

銀座か丸の内あたりの車道をクレージーの7人が歌いながら歩くラストシーンは映画館の大画面で觀る価値あり。後ろの道を行き交っているクルマも多分仕込み。最近の日本映画ではここまで大掛りな封鎖はなかなか観られない。


○欧州サッカー
リヴァプールはフリーで貰って打てそうな時はたいていシュートを打つ。
囲まれていて打てそうにない時でも打って同点ゴール。
気候やフィットネスの問題もあるかもだが、
先日のU23カタール戦とは違うスポーツを見ているようだ。
とかなんとか言ってると、CKから同点ゴール。このシュートもボレーでコースに相手がいても打ってみた事でオウンゴール誘発。解説の槙野「打たなきゃ始まらない」その通り。

○ヤーレンズのオールナイトニッポン
冒頭から挨拶もなく延々ボケの応酬。
自ら言う飛びすぎなボケがなかなかのレベル。
テンションが高すぎないのも良い。

※2024.04.27土

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