日々是雑感 2025/07/17木

■日本映画史100年(2000=四方田犬彦)集英社新書
●第3章 最初の黄金時代(1927〜1940)
★清水宏…30年代の松竹でもっとも独自な存在
○即興性の強い映画作り ○ロケ重視 ○ズブの素人(特に子供)を多用
★溝口健二…「浪華悲歌」「祇園の姉妹」でリアリズムの作風を確立
○シークエンスショット・長回しの多用、クロウスアップを忌避
■白雪姫(1937=David Hand)83分 Disney+ 
★ディズニー初の長編アニメ作品
★ドイツ・ヘッセン州バートヴィルドゥンゲンの民話(グリム童話)※wikipedia
★大学時代に文芸坐で「ファンタジア」と一緒に観たような気もするが記録も記憶もない。「ファンタジア」かこの作品か定かではないが「フルアニメは動く量が多すぎて目が疲れるw」と感じたのは覚えていて、その感想はいま見ても同じ(目が完全にリミテッドアニメに慣れてしまっている)。
★井戸の底に位置するカメラから水を通して見上げるショットのゆらめく水、その奥の白雪姫と王子の顔の表現はいまの感覚で見ても素晴らしい(5分頃)
■モダン・タイムス(1936=Charles Chaplin)87分 U-NEXT
★チャップリンが即興で歌うシーンは79分頃(チャップリン初の肉声)以下に歌詞の詳しい解説
https://ducksfly.hatenablog.com/entry/titina-translate
★大相撲7月場所5日目  1勝3敗の豊昇龍今日から休場

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